★US1967年リイシュー盤LIBERTY★【 VAN GELDER刻印 】『モザイク』アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズジャズ界の2大“名伯楽”=マイルス・デイビスとアート・ブレイキー。共に才能ある新人を発掘し育て上げる名手だ。共にバンド・リーダーとして絶大な統率力を誇っているが,決して縛り上げず、若手に自由に演奏させている。本作はジャズ・メッセンジャーズ史上最大の音楽的変化を遂げた傑作。本作において,新・音楽監督=ウェイン・ショーターがジャズ・メッセンジャーズを遂に完全掌握。マイルスとコルトレーンによりスタートを切ったばかりのモードの取り込みと、ショーターの“大仕事”である小オーケストラ化を狙ってのトランペットとテナー・サックスにトロンボーンを加えた「3管編成」の導入である。“天才”W・ショーターが仕切った、3管時代のジャズ・メッセンジャーズの音は実に革新的。ブルーノートには本『モザイク』以前に,リー・モーガン&W・ショーターの2管編成ジャズ・メッセンジャーズの録音ストックが4枚分存在した。しかし、本作に惚れ込んだアルフレッド・ライオンはストックしていた4枚のリリースを先送りして、『モザイク』の先行リリースを大決行。本作の“衝撃”の大きさがよく分かるエピソードだ。モードに馴染めなかったリー・モーガンとボビー・ティモンズの代わりに,トランペットのフレディ・ハバードとピアノのシダー・ウォルトンを迎え入れたブレイキーのスカウティング力。ジャズ・メッセンジャーズ史上で極めて重要な瞬間となった。ブレイキーの“眼力”ショーターの“才能”が相まって,モードの歴史に足跡を残した名盤。3管特有の緻密なアレンジ。“個”が前に出るコンボから“アンサンブル”を前面に押し出すコンボへと進化した。凝りに凝ったユニゾンが心地良い。モダンジャズモンドラウンジエキゾチカラップドラムブレイクサンプリングソースブレイクビーツソウルR&BチルアウトヒップホップリズムアンドブルースラテンサンバダンスブラコンゴスペルアフロキューバンクラブジャズフリーソウルカフェアプレミディレアグルーヴファンクジャズファンクメロウグルーヴAORサバービアライトメロウシティポップフュージョン渋谷系